霜降りしいたけは原木栽培です


原木しいたけ を通信販売で宮崎からご家庭までお届けしています。思いを込めて栽培、販売をしている「原木しいたけ」をご紹介しています。この機会に、ぜひご検討下さい。原木しいたけ 通販はこちら


≪原木栽培と菌床栽培≫

椎茸の栽培方法は大まかに①昔ながらの原木栽培②新しい方法の菌床栽培 と分かれます。ですが、菌床栽培も歴史は古く、「原木栽培より新しい」または「ようやく知られるようになった」という所です。

 

原木栽培とは…

枯らしたクヌギやナラの木に植菌をし、木が持つ養分のみで育てる栽培方法を言います。古来より原木栽培の手法がされて来ましたが、今の様に植菌をするのではなく、木に傷を付け天然の椎茸菌が自然に付く手法がとられていました。

 

 現在は培養した椎茸菌を人工的に植えつけますが、ドリルで穴を空け金槌で打ち込むという手作業には変わりありません。

 10~11月に木を倒し→乾くのを待って1~3月に1m程度に造材→その後4月頃までに植菌→涼しいところで休ませ椎茸菌を原木に活着させる→翌年の秋に写真のように立てて並べようやく椎茸が発生します。全て手作業で行う為重労働で、発生まで2年の歳月を要するので担い手が少なく原木栽培の椎茸は希少となっています。

 菌床椎茸は生椎茸に多く、原木栽培の多くは乾燥椎茸で出荷されるものの、現在国内で3割しかシェアできておらず、日本で使われる乾燥椎茸の7割は外国産です。

 発生後は4~5年の間は発生しますが、秋から春にかけて不規則に発生する為、安定した供給が難しく、必然的に在庫管理できる“乾燥で出荷”という手法がとられています。原木栽培の生椎茸は現在2割程度しか市場に出ておらず、8割は菌床栽培の椎茸です。

 

 木の養分と散水する水や太陽の光、空気のみで育てる為、無農薬・無添加安心安全といえる林産物(椎茸栽培は農業ではなく林業に分類されます)です。厳しい自然環境に晒されて育った原木椎茸は、肉厚で濃厚な木の香おりを持った本来の椎茸の味がします。

 山間部では野外(林内など)で行われますが、最近では平野部でビニールハウスなどを使って屋内で栽培するところが増えてきました。

 安心安全で椎茸特有の旨味を求めるなら原木椎茸です。

もちろん霜降り椎茸も全て原木栽培です。 

 

菌床栽培とは…

細かく砕いた木のチップやオガクズを固めて、それに栄養剤を注入し栽培する方法です。

 原木栽培と比べると、植菌してからの成長が早く(5~20週)、年に4~8回収穫でき、屋内で管理しての栽培の為、病原菌に強く安定して収量を増やすことができます。作業も容易な為、現在日本に出回っている生椎茸の8割は菌床椎茸です。

 菌床には砕いた木片の他にトウモロコシの芯や米糠、さらに栄養剤も添加する為、発生した椎茸には無農薬ではあるものの、厳密に無農薬・無添加であるかと言えばそうではありません。平地で栽培される事が多い為、成長に必要な散水する水も水道水である事が多々あります。

 風味や食感など椎茸本来の旨味は原木栽培の方が強いですが、その変わり椎茸独特の香りが少ない為、椎茸が苦手な人や和食以外との組み合わせなどに向いているなどメリットもあります。 原木椎茸で生椎茸を安定して供給することが難しい現在、国産生椎茸を食べられる環境を守っているのが菌床椎茸です。

 

 

*原木栽培・菌床栽培どちらが優位という訳ではなく、それぞれにメリットがあり自分がどのような椎茸を必要としているかが美味しい椎茸の選び方だと思います。