おっぱいとスキー場

今、宮崎県五ヶ瀬町の五ヶ瀬ハイランドスキー場のCMが話題になっている。

 

なんでも『スキー場のCMなのにおっぱいしか出て来ない』とのこと。

 

そりゃあ男なら見るしかないでしょ。というわけでYOUTUBEで観てみた。http://youtu.be/kjCbnDhnXgc

 

いやーーーーもう最高(笑)

本当におっぱいしか出て来ないw(最後はスキー場出て来るけど)

馬鹿でくだらないんだけど耳にも目にも残る。

おっぱい推しなんだけど、結局スキー場に行きたくなる。そんなCM。

 

ふざけた感と最後の〆のまじめなナレーションの掛け合いも良い。

 

どんだけ?ってくらい大量なパターンも、数撃ってるけど計算されてて良い。

 

これはCMとして最高の完成度なんじゃないかと個人的には思う。

 

でも規制受けて放送できないんだってね。もったいないな~~。

これくらい良いんじゃ?とも思う。

たぶんうちの子は楽しんで観るだろう。そしてふわりんこビームを真似するだろう。

 

 

こういうのって大人は規制しなきゃって息巻くけど、意外と子どもたちは自然体で観るもんで、無理に『性』というのから子どもを引き離すのは逆に不自然だと思う。人間ひとりひとりおっぱいは付いているもので、何も特別なことではない。

 

 

 

林業も同じだ。

 

 

 

今林業でお金になるのは大雑把に言うと『杉・ヒノキ・松』くらいなもんだ。

 

そしてその中でも『色の良い真っ直ぐな木』しか売れない。(厳密に言うと高くで売れない)

曲りや色が悪いと安い値段で買いたたかれる、もしくは売れないのだ。

 

 

どうなんだろう。木にとっては曲りも黒芯(芯が黒い木。芯が赤い木が良いとされる)も同じ木だ。そりゃあそんな木もある、当たり前だ。

 

山には杉とヒノキだけじゃなく色んな木が生えている。

何百種という木が日本にあるのに、メインで活躍するのが3種では何とも勿体ない。

 

 

確かに木材生産を農業の様に生産管理をして良いものを売るという観点は大事だ。

 

でも良いものも売れない今、それだけではやっていけないのも現実的に目に見えている。

でも「良いものも売れないけど、悪いものは更に売れないからしょがない」となる。

 

 

こういう時は発想の転換だ。

 

 

悪いものを売ってみよう。

意外と買う人は気にしないかもしれない。

 

だいたい「芯が黒いから嫌だ」って価値観を持った人間は今の日本にどれだけいるのだろう。今林業が持っている価値観は林業だけが持っている価値観なのかもしれない。

林業側が普通に売れば消費者も当たり前に買うのではないだろうか。

 

これはスイスで売られている家具だ。

 

スイス 集成材テーブル
スイス 集成材テーブル

黒芯を活かしてテーブルを作っている。

 

モダンで最高に格好良い。

これなら黒芯を使っていても消費者は何も文句を言わないだろう。むしろ「良い仕事してますね~」って褒めて貰える。

 

そしてこのテーブルは100万くらいするようだ。

た、高い…

 

ここまで高くは無くても、捨てるものが価値を生む。

 

価値観なんて一回捨てて見れば、結構大したことじゃない事の方が多い。

 

 

 

『madein渡川』で家具を作りたいと思っている。

出来ないと思われているだけに尚更燃える。

絶対最高に格好良いものができると思うんだよね。

 

その時はCM作ろう。

 

もちろんおっぱいで(笑)

 


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