生態系を守りながら、美味しいお米を作りたい。

美味しいお米を作るのは意外と簡単です。

気候と土壌の良い場所で、農薬と化学肥料を使えば

そこそこに美味しいお米はできます。

これまでもそうやってお米を作ってきました。

 

でもそれで良いのだろうか?

周りの自然を見渡すと、田んぼの昆虫は減り、川の魚も減っている。

私たちが大好きだった地域の自然が少しずつ変わって…いや見る影もない。

原因は沢山あるんだと思います。一つが原因ではないでしょう。

 

ある年、農薬を使わずお米を作ってみました。

するとその田んぼにはオタマジャクシが沢山いたんです。

農薬を使う田んぼにももちろんオタマジャクシはいました。

でも農薬を撒いたとたん白くなって浮かんでいたんです。

 

もちろん農薬が原因かはわかりません。

でもなんだか良くない気がしています。

私たちの地域で無農薬でお米を作る農家はいません。

除草剤を使わないと草だらけになって、とても人力では追い付かないから。

 

それでも私たちは無農薬でお米を作ろうと思います。

私たちが始める事で、なにか変わるかもしれないから。

まずは私たちから始めます。

 

なにより循環型の農業を手探りですが生み出していきます。

 

ボロボロの土のようになった原木しいたけ栽培の廃原木

これを使った有機農業

 

地域や日本に残る、在来種の野菜づくり

 

小さくても強い、持続可能な農業を行っていきます。

 

循環型ヒュッテ農園の農産物のお買い求めは、ヒュッテ商店オンラインストアから。

 

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手間暇かけるから美味しい、天日干し米

 今主流のお米の乾燥方法は機械乾燥

私たちのお米は、昔ながらの「天日干し」乾燥

 

自分たちの手で矢倉を組み

刈り取ったお米を一つ一つ逆さに掛けてく

全て手作業です。

 

機械乾燥と比べると数倍手間暇がかかります

 でも手間暇かかった分、段違いに美味しい。

 

太陽の光をたっぷり浴びてじっくりと時間をかけて乾燥させたお米は

旨味成分のアミノ酸がグンと向上します。

そして逆さに干すことで稲に残った油分や美味しさが、余すことなく実に溜まっていきます。

 

天日干しのお米は本当に美味しい。

炊き立てはもちろん、冷めても美味しいのも特徴です。

毎日食べたい美味しいお米です。