昨年『和食』が世界無形文化遺産に登録されました。
正直テレビ観ていていまいちピンと来る話題では無かったんですが、でもとっても誇らしい事だと感じております。言うなれば世界的に認められたんですからね。
因みに世界3大料理って知ってます?
まず一つ目が中華料理。
二つ目がフランス料理。
そして三つ目が服部料理専門学校。
世界三大料理でウィキってみたら、「広大な領土の大帝国における宮廷料理として発展した背景があり」と書いてありました。
なるほど納得。服部先生は料理界の皇帝だからね。女王が平野レミだったっけ?お姫様は勿論マインちゃん。
ま、本当は三つ目がトルコ料理なんだけども、正直トルコ料理って食ったこと無いよね。基本見たことも無い。
ウィキペディアには「伝統的な定義は歴史的・文化的な要素を含め、主に欧州の料理研究家などにより昔から言われてきたものであるため、現代の世界的な知名度や評価とは必ずしも一致しない」とありました。
そうか、言うてみれば暫定王者なんですね世界3大料理。
実際和食って洗礼されたもの凄い料理だと思うんです。
四季折々に沿った料理があり、見て美しい、食べて美味しい、体に優しい。
そして食べる人が楽しめる様おもてなしの配慮があり、素材を作った人、生み出した自然への感謝を表し、そこに至るまでのストーリーを料理で完結させる。
これって謙虚でおもてなしの心を持った日本人しか出来ないと思うんです。本当に素晴らしい日本の料理。それが和食。
これまではやれイタメシだフレンチだ西海岸だ言ってきましたが、そんな風に胸を張って世界中の人に「和食良いでしょ」って言える時代がきます。
「和食の神髄は出汁にあります」なんて言うんでしょう、みんな。
「出汁無くして和食はありません」とかね。声高らかに海外の人に自慢するんだと思います。
まぁでもね、俺言ってやりたいんですよ。
「その出汁中国産ですよ」って。
「世界に誇る日本の味は中国産ですよ」って。
だって今日本で使われているほとんどの乾燥椎茸は中国産ですからね。外食産業なんてほぼ中国産ですよ。値段が格段に安いから中国産使ってます。
ちょっとまともなお店に行くと「国産椎茸使ってます」って表記あると思います。
じゃぁなんで中国産の椎茸がいけないのか。
まぁこれは中国の食品問題みてもらえば十分理解できると思います。もし何も添加してなくても、PM2.5が蔓延する所でできた椎茸が美味しいはずがないですよね。水も環境汚染問題が深刻です。
じゃぁ菌床椎茸がなんでいけないのか。これはリンクみて欲しいのですが、簡単に言うと菌床椎茸って栄養剤添加してあるんです。無添加食品じゃない。
その点原木椎茸は無添加です。木の栄養だけで育ちます。そして菌床椎茸は出汁がでません。原木椎茸と比べると段違いです。断トツに美味しい出汁が出るのは原木椎茸です。そしてこれまで和食を生み出してきたのは国産の原木椎茸です。
現在日本の乾燥椎茸の流通は2割が国産原木椎茸であとの7割が中国産と国産菌床椎茸です。つまりほとんど国産の原木椎茸は流通していないんです。そんなのは一流どころのお店が持っていっちゃうんで、一般的な消費者が口にするのはほとんど中国産ですよ。
そして現在消費の落ち込みで日本の原木椎茸農家は急降下で減っています。10年後は国産原木椎茸は無くなるかもしれません。
みんな物に対して「もっと安くして」なんて言ってるけど、本当にそれで良いのかな?
しっかり背景を見て、そして未来を考えて今できる選択をしていきたいものです。
「和食はmade in Japanです」
こう世界に胸を張りたいですね。
世界3大料理に『和食』が入る事も十分にあり得ると思います。
世界中に和食タウンが出来るといいなぁ。世界中の人にナバ食って欲しい。
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