スイス式「森のひと」の育て方

先日一冊の本が届きました。

『スイス式森のひとの育て方』    著 浜田久美子

森について沢山の本を書いていらっしゃる浜田久美子さんの新刊です。


帯には

「森林作業員からフォレスターへ、プロの人材育成が、林業を再生させている。働きながら学ぶ、その最先端の方法とは?」と書かれていいます。

そうです。スイスの林業、スイスのフォレスター、スイスの人材教育から学ぶ人づくりをテーマに書かれた本なんです。

実はこの本に、私山師今西載せて頂いております。
誠に恐縮です。

私がいつもお世話になっている次世代型林業会社 総合農林さんがこの本の核になっているのですが、その出会いと言いますか私が総合農林さんと関わり始めたきっかけや私の想いなんかを載せて頂いております。

軽く1ページを超える長文で載せて頂き、ホントに嬉しい限りです。家宝にしたいと思います(笑)

総合農林さんは自社でスイスのフォレスター学校と提携して、スイスのフォレスターを自社林に呼んで作業員教育を行うなど、普通国や県が行うレベルの事を個人でやってる凄い会社なんですが、実は私も仕事の合間を縫って…というかどうにかしていつも参加させて頂いております。

なので一か月近く開催されるプログラムに参加しないと(そしてテストを合格しないと)得る事の出来ない、スイス式作業員教育の修了証も持っているんですよ。
これ日本で6名しか持っていませんからね。
凄いでしょ。外部では私だけです持っているの。←ここ自慢

 

普通はね、なかなかすべてを参加するなんて難しいんです。一日まるまるワークショップを×1か月ですからね。業務がある中で普通は断然しちゃう。
でもね、それでも「得るものがある!」と全て参加してやりましたよ。だってこんな機会無いですから。ホントはスイス行かないと学べないんですから。

お蔭で得るもの半端無かったです。これは参加した奴じゃないと分からない。それぐらい価値観&経験値共に急上昇しました。

とまぁここで詳しくは書けないのですが、その作業員研修がどれほどのものだったのかっていうのは、この本読んで貰えればスイス式の教育というものがわかると思います。
日本とは全然違いますよ。

 

林業関係ない方も、自分の仕事に活かせるような内容にだと思います。

でもやっぱ思うのはね、いつか「日本式森のひとの育て方」っていう本がスイスやドイツなんかで発売されると最高だよね。

「日本人から森づくりを学ぼう」

 

そうなる日を夢見て今日も精進あるのみなのです。