FUMEL

いつも仕事の時に必須なのが燃料。

 

燃料にもいろいろあるし、それこそいろいろ使うんですが、実は山師が一番使う燃料というのはガソリンではなく、「混合油」なんです。

 

普通の人、街で普通に生活している人は混合油なんて、存在すら知らないと思います。(なんか山で生活している人が普通じゃないみたいですがw)

 

混合油ってのはガソリンにエンジンオイルを50:1や25:1で混ぜたものでして、色は(オイルの色にもよりますが)もの凄い青色をしています。もう真っ青。ハワイアンブルーの原液みたいな感じ。

混ぜるオイルが青色だから青なんですが、これはガソリンと間違えないように青色のオイルを使っているようです。ガソリンで動くエンジンに混合油を入れたら(逆もしかり)壊れちゃうんです。下手したら火事になります。

そしてこの混合油でチェーンソーや草刈り機を動かしています。

 

もう使わない日は無いというくらい山師は混合油を使う訳ですが、じゃぁどうやって山で持ち歩いているのかというと、「ペットボトルの空き容器に入れて持ち歩く」がごく一般的なんです。

もちろんガソリンスタンドでは携行缶と言われる鉄でできた容器に入れてもらいます。というか法律でペットボトルには入れてもらえません。

でも車から降りて、山の中で作業するとき。リュックに燃料を入れて動かなければいけない時、その時は軽くて使い易い2Lのペットボトルがどうしても便利なんです。

 

本当はいけないんです。

ペットボトルは燃料の膨張に弱いですからね。ずっと使っていると割れて燃料が漏れてきます。そして元々はジュースの容器ですからね。「あ、青いジュースだ!」って子どもたちが飲んでしまうかもしれない。だから専用の燃料入れに入れる必要があるんです。

 

でもこれがいいの無いんですよ!ホント無い!

2L入って、頑丈な容器に入っていて、軽くて使い易いもの。ネットで探せば大概のものは見つかる時代に、こればっかりは見つかりませんでした。だからずっとウズウズしてたんですよ、煮えきらなくて。宝探しで、いつまでも「番号1」が見つからない時並みにもどかしい、そんな状態が数年続いていました。なんか無いかなと。

 

そこで山師仲間から紹介して貰った商品がこれ。

あーーん、長くなったので続きは明日