ヤマペディア⑤「下刈り機」

昨日の下刈りに続き、今日はその下刈りで欠かせない下刈り機について。

ちょっとわかりにくいけど、これが下刈り機。

ハンドルの形状や刃の形は使う人によっては様々ですが、宮崎の県北部はこの形が一般的です。県の南部は背負い式だったりね、ハンドルがU字だったりするんだけどうちの周りではこれが一番人気です。というかみんなこれしか使ったことないのかな?(笑)

 

昔はこれで草刈ってました。

造林鎌ね。これを一日中振り回して山中の草を刈った訳です。

今はね下刈り機になって随分楽になりました。でもね、その分怪我もするようになりました。しかも死亡事故に繋がるような大きい怪我を。

 

下刈り機はもの凄い高速で刃が回る事で草を刈ります。木だって伐ります。だから少しでも体に当たったら骨ごと切れちゃうんですね。しかも制御が結構難しい。それを山の中の急斜面の中でやる訳です。そりゃあ怪我も増えますよね。

 

便利と不便は紙一重。

便利の陰にあるリスクをしっかり踏まえた上で道具をチョイスしたいものですね。なによりエネルギーを利用しなくても人的エネルギーだけで使える昔の道具はやはり持っておくべきです。なにがおこっても使える訳ですから。便利な新しい道具だけでなく、不便で古い道具を使えてこそ山師だと思うんですよね。